『JUDGE EYES(ジャッジ アイズ):死神の遺言』感想



※ストーリーの具体的なネタバレはしてませんが一部ぼかして書いてますので注意。
※公式でスクショ可能な範囲の画像を掲載しています。
※終盤サイドケースのネタバレあります。
※『龍が如く』シリーズについてちょくちょく触れてます。

ストーリー

歓楽街の片隅で探偵事務所を構える八神隆之。かつては弁護士だったが、ある事件が原因で法律家としての道を断ち、以来「街の便利屋」として暮らしている。そんな中、古巣の弁護士事務所から連続殺人事件に関係する周辺調査の依頼。報酬目当てで受けた単なる「仕事」のつもりが、その先には八神の運命を変える闇が待っていた……。

『JUDGE EYES(ジャッジ アイズ):死神の遺言』パッケージ裏説明より

感想


あの『木村拓哉』と『龍が如く』のコラボとも言える『JUDGE EYES(ジャッジ アイズ):死神の遺言』。ネットでは『キムタクが如く』の愛称で呼ばれており、これがあまりにしっくり来るのでしばらくは正式タイトルが覚えられなかったよ。

『龍が如く』がVシネなら『ジャッジアイズ』はキムタク主演の連ドラですね。
「リーガルサスペンスアクション」と謳う本作では過去・現在の事件が交錯し、物語が進行する。最初は神室町をあちこち使いパシリにされるお使いゲーでちょっとダレちゃったけど、4章最後にある事件が発生し、そこからグイグイ引き込む展開に。事件を調べるうちにかつて八神が弁護士を辞める原因となった殺人事件に繋がり点と点が徐々に線となる気持ち良さはサスペンスの醍醐味ですよ。


4章タイトルの「ジャック イン ザ ボックス」の意味は「びっくり箱」。たしかに演出も相まってびっくりさせられましたわ。

東京ゲームショーで八神のアクションシーンのムービーが流れた時会場が沸いたが、やっぱりあの「キムタク」の派手でトンデモないアクションの数々見たらビックリするよね、分かる分かる。プレイ中もあの「キムタク」をアレコレ操作出来るのか新鮮かつ楽しかったよ。

八神のカンフーと喧嘩殺法の取り入れた本人曰く「神室町流」体術はジャッキー・チェン映画を彷彿させるテンポ感はストーリーに緩急を生み出している。連ドラ的サスペンスとゲーム的アクションの組み合わせって思いの外、相性良いんだな。カタギの八神がヤクザの事務所や敵の本丸にカチコミ始めちゃう所は『龍が如く』というゲームスタイル事情に引っ張られてたな。序盤で変装して潜入するパターンかと思わせといてバレたらボコるいつもの流れだったし。アクションによる緩急と言う事で、はい。


登場人物はキムタク演じる八神隆之については初見「キムタクだな〜」が正直な感想。破天荒で型破りな切れ者。多分キムタク主演ドラマ『HERO』の久利生検事をベースにしていると思う。このキムタク然としたキャラクターに『龍が如く』の泥っぽさが良きアクセントになっている。『ジャッジアイズ』はリーガルサスペンスと同時に挫折した男が再起するドラマでもあるため八神はボコられ死にかけ罵倒され、で物事がスマートに行かずまあ色々大変だ。それを仲間たちと力を合わせて立ち向かう姿は少年漫画チックな熱さがある。

仲間では八神兄貴分で探偵事務所の同僚かつ元東城会のヤクザである海藤正治が一番好きっす。イカツイ見た目に反して天然な性格で重くなりがちな本編の空気を良い感じに抜いてくれる。作中でドローンを“ハト”と呼んでいるがそのドローンにお手製のハトの頭付けちゃう所が天然極まりない。こっそりドローン操縦の練習をしているらしく小学生の間で“ドローンゴリラ”のあだ名つけられちゃう所もいとおかし。そんな彼ですが閃きが冴えているのか思いつきの発言が状況を打破してくれて、腕っ節だけでなく多方面で頼れるマジ相棒。


二人でヤクザの拠点カチコミしまくったね海藤さん。


「…海藤さん、何やってんの?」
「あ? “ハト”らしくなるように手を加えてやったんだよ」
そんな寸劇がありそうな海藤お手製ハトフレーム。

逆に対立しているキャラで一番好きなのは神室署組織犯罪対策課刑事・黒岩満かな。これは俳優である谷原章介さんの演技力が兎に角光っている。谷原章介さんといえば私の中で『王様のブランチ』のMCで爽やかで知的なお方の印象でした。この感想書いてる時に、丁度『HERO』が再放送されてて、谷原章介さんが弁護士役で久利生検事と火花散らしてたんすよ。腹に一物持ったキャラクターを演じ切るお方が敵意をギラギラ剥き出しにしてくる様にゾクゾクします。このキャラクターを見所は終盤にあるのですが重大なネタバレに抵触するので多くは語りませんが『龍が如く』シリーズに居ないタイプのアレだったと思います。


この後、初対面の八神に嫌味吐き捨てる典型的なイヤミエリート刑事っすね。それが終盤では…。


『龍が如く』と言えば豊富でアホなサブイベントが売りですが『ジャッジアイズ』にも寄り道イベントの「サイドケース」たんまり用意されてます。探偵らしい浮気調査や猫探しから変態退治や吸血鬼のコスプレなど珍事件に振り回されていく八神探偵。


変態三銃士のイベント考えた人はいい感じにアタマ沸いてる(褒め言葉)


銃撃機能備えた“ハト”で変態を撃ち落とすミニゲームが発生したときは買って良かったーと心の中で叫んだ。


コントしてるキムタク自体はテレビで幾度も見たけど、自分の手によってボケに走れるのが本作の魅力の一つだと思います。

さすがにキムタクにキャバクラ通いさせるのは無理だったのか本作では「ガールフレンド」と称して女の子と仲良く出来ます。サイドケースで知り合った女の子達と会話やデートで親密度を上げて仲良くしていきます。プレゼントのアクセサリーをその場で付けたり、親密度が上がると女の子達がオシャレしてきたりギャルゲーだコレ。女の子達はそれぞれ悩みを抱えており、それを八神が親身なって解決して恋人になる流れはマジでギャルゲーだコレ。


女の子からの告白ムービーはソフトフォーカスで雰囲気作りする気合の入り具合が素晴らしい。キムタクでギャルゲー出来るだなんてスゴイ時代になりました。


キムタクに釣られ、好奇心の赴くままプレイした『ジャッジアイズ』。まさかこんなに愛着湧くなんて思わなかったな。ストーリーが気になるあまり年末年始に完徹で遊んでしまいましたよ。フレンドとサイドケースもフルコンプ出来たしプレイはこれで一区切り。


終盤のサイドケースでは八神の窮地を今までのフレンド達が救う、本編に負けず劣らずの胸熱展開!!


『龍が如く』シリーズお馴染みの最強キャラ・亜門も登場。画面が見えなくなるド派手なエフェクトとそれについてこれず処理落ちする初期PS4に一番苦戦しました。第二形態入ってから終始画像の状態でどうやって倒したのか自分でもよく分からんけど終わり良ければ全て良しって事で!!

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